スタッフブログ
【最新】スタッフブログはこちら!
虫歯、歯周病の食事療法が 生活習慣病を治す

”暑さ寒さも彼岸まで”という諺がありますが、
ようやく寒さがやわらぎ、
春の訪れを感じるようになってきましたね。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
今回は、虫歯や歯周病を予防する食事療法が、
全身に関わる病気も予防していくという
お話です。
虫歯や歯周病を予防する食事療法に、
以下のようなことが有効とされています。
*シュガーカット、シュガーコントロール
→砂糖を摂らない、砂糖を制限する
*カルシウムを摂りすぎない
→若いうちは体の成長に必要ですが、
一旦、体の骨格が出来上がってしまうと、
それほど必要ではなく、
摂りすぎると、
組織や臓器で石のように
固まってしまいます。
歯で石灰化すると歯石となります。
*マグネシウムを摂る
→摂りすぎたカルシウムは、
マグネシウムと一緒に
体外へ出すことができます
(海藻類やナッツに多く含まれます)
*ビタミンを摂る
*オメガ3の不飽和脂肪酸を摂る
→抗炎症作用があります
*塩分を控え、カリウムをたくさん摂る
→塩分が濃い食べ物を摂ると、
ビタミンやミネラルなどの栄養も細胞に
吸収されることなく、
体外に出されてしまいます。
一方カリウムは細胞に入り込める
性質があるため、
ナトリウムとカリウムを
バランスよく摂ることが大切です。
では、これらの食事療法が、どのように
全身に作用していくのでしょうか?
<糖尿病>
糖尿病は急激な血糖値の上昇によって、
血管障害を起こす病気です。
シュガーカット、シュガーコントロールで、
ある程度の改善が期待されます。
<うつ病>
うつ病患者は、圧倒的に砂糖の摂取量が多い
ことがわかっています。
砂糖などの高濃度糖を摂取すると、
『糖反射』によって食物の栄養吸収が
できなくなり、その結果脳内ホルモンの
セロトニンやドーパミンが作れなくなります。
セロトニンたドーパミンが欠乏すると、
気力がなくなったり、落ち込んだり
してしまいます。
人工甘味料(アスパルテームやサッカリンなど)
も、うつ病を悪化させるだけでなく
発癌作用もあるため、避けた方が良いです。
<抗老化;アンチエイジング>
AGE;終末糖化産物が問題となります。
タンパク質と糖が加熱されてできた物質です。
砂糖の摂取が一番危険とされており、
甘党の方が老化が早いです。
特に顔のシワを引き起こす原因となるのは、
カルシウムです。
カルシウムの過剰摂取は異所性石灰化が起こり、
顔には深いシワができやすくなります。
私たちの体は、食べたもので作られています。
さらに、心は聞いた言葉でつくられ、
未来は話した言葉でつくられる、そうです!
ここまで長文を読んで頂き、
ありがとうございました!
今日も素敵な一日をお過ごしください。
益永
*参考文献:小峰一雄『自然治癒力が上がる食事』
ここはどこでしょう!?
ご報告
⭐︎ご報告⭐︎
顎関節症の症状がある方がお家で取り組むといいこと
1. あごのストレッチ
• 動きの確認:まず、痛みがない範囲で口を開けたり閉じたりしてみましょう。鏡を見ながら、あごがまっすぐ動いているか確認します。
• 簡単なエクササイズ:口を少しだけ開けた状態で、舌を上あごにつけたまま10秒間キープします。これを1日3回行うと、あごの筋肉がリラックスしやすくなります。
2. ホットパックで温める
顎の関節や筋肉を温めると、血流が良くなり、痛みが和らぎます。温かいタオルを用意して、あごの関節部分(耳の前あたり)に当ててみてください。1回5~10分を目安に、1日2回行うと効果的です。
3. 姿勢を良くする
猫背やうつむき姿勢は、あごや首に負担をかける原因になります。座るときは背筋を伸ばし、頭をまっすぐに保つように意識しましょう。
4. リラックスする
ストレスで歯を食いしばる人も多いです。深呼吸や軽いストレッチを取り入れて、リラックスする時間を作りましょう。
顎関節症のストレッチについての詳しい説明
顎関節症のストレッチは、あごの筋肉や関節を優しく動かすことで、緊張をほぐし、症状を軽くする方法です。以下のポイントを押さえながら行いましょう。
1. 舌を上あごにつけたまま口を開けるストレッチ
このストレッチは、顎関節に無理な負担をかけずに筋肉をリラックスさせるための基本的な方法です。舌を上あごに軽くつけたまま、口をゆっくりと「痛みがない範囲」で開け閉めします。舌を上あごにつけることで、顎の動きが安定し、関節への負担を減らす効果があります。1回につき10回を目安に行いましょう。
2. 手を使った補助ストレッチ
手のひらを軽く頬の横に当て、口をゆっくりと開け閉めします。このとき、手を使うことであごの動きをコントロールしやすくなり、関節の動きを正しい位置に誘導できます。これも1日2~3回、無理のない範囲で行いましょう。
3. ホットタオルで筋肉を温める
ストレッチの前後に温かいタオルを顎関節(耳の前あたり)に当てると、筋肉が柔らかくなり、ストレッチの効果が高まります。血流が良くなることで、痛みやこわばりの改善が期待できます。
これらのストレッチは、正しい方法で続けることが大切です。無理に動かすと症状が悪化することもあるため、痛みが強い場合は歯科医師に相談してください。
顎関節症は、ストレスや緊張によってあごの筋肉が硬くなり、症状が悪化することがあります。そのため、リラックスして筋肉の緊張をほぐすことが重要です。以下の方法を試してみてください。
1. 深呼吸法
ゆっくりと鼻から息を吸い込み、口からゆっくり吐き出します。このとき、肩や首の力を抜くことを意識しましょう。深呼吸をすると副交感神経が働き、全身の緊張が和らぎます。1回につき5分程度を目安に、朝晩や緊張を感じたときに行うと効果的です。
2. 首や肩のストレッチ
顎関節症は、首や肩の筋肉の緊張とも関係があります。首をゆっくり前後左右に動かしたり、肩を回すストレッチを取り入れると、血流が良くなり、顎周りの筋肉もリラックスします。例えば、肩を上下に10回動かしたり、首を左右に傾けて軽く伸ばす動作を1日数回行いましょう。
3. 温浴やシャワー
お風呂にゆっくり浸かると、全身の血流が良くなり、顎の筋肉も柔らかくなります。特に、首や肩に温かいシャワーを当てることで、顎周りの筋肉がリラックスします。
4. マインドフルネスや瞑想
ストレスが原因で歯を食いしばる癖がある場合、マインドフルネスや瞑想で心を落ち着かせることが有効です。静かな場所で目を閉じ、呼吸に集中するだけでもストレスが軽減されます。
これらのリラックス方法を取り入れることで、顎の筋肉の緊張が緩み、症状の改善が期待できます。症状が続く場合は、歯科医師に相談してください。