スタッフブログ
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秋桜
〜口腔機能低下症〜
実りの秋
我が家の一大イベント 稲刈りが、
皆の協力のおかげで 楽しく終わりました(^∇^)
優しい ご近所さんからいただいた 柿やお芋
こちらも 美味しくいただきした(^^)
皆さま~体調に気をつけて元気にお過ごし下さいね
受付 酒井でした
皆さんは、歯の神経をとったことがありますか?
虫歯が深くて、痛くなったりすると
俗に言う【神経をとる!】ことになります。
【神経】をとると、
歯は脆くなり、免疫機能が働かなくなるため、
感染しやすく、折れやすくなります。
これが、一つ、神経を取らないほうがいい理由ですが、
ただ、痛みが出るほどの虫歯になってしまったあとは
【 神経 】をとりたくないから!と放置しても、
神経自体が、細菌感染して死んでしまい、
アゴの骨の中で膿がたまり、
これまた痛みを引き起こしていきます。
その慢性的な炎症を放置すると、最悪は骨の病気に
なってしまったり、骨髄炎になってしまいます。
なので、痛みが出る前に手を討つことが、大事なのです。
もう一つ、神経を取らないほうがいい理由。
それは一度神経をとる治療をすることになると、
絶対に無菌な状態には戻れない!からです。
歯の根にある神経の部屋は、
下の図のように
かなり複雑です。
通常行われている歯科治療で、
完全に神経を抜き取ること自体、不可能!なのです。
私達、歯科医師が触れる範囲というのは、太い神経の管だけです。
針状の道具でお掃除をしていきますが、
メインの管から横にはしる【 側枝 ・そくし 】と呼ばれる管には触れることすらできません。
ですから、感染した神経を全て完全に取り切ることは、
出来ないのです。
無理なのです!
一般的に、太い神経の管だけ掃除して、
痛みがなくなったらそこで、消毒を終わり蓋をして行くだけです。
昔は、歯科医師の技術力だのみで
歯科医師は、見えてない根の管を自分の感覚だけを頼りにお掃除していました。
いまは、マイクロスコープなどで、拡大して作業することもありますが、
曲がっている根はマイクロスコープでも見える場所は限られます。
治療の精度を考えると、神経をとると、再発のリスクがついてまわるのです。
そしてこの神経の管の複雑な状態のせいで
感染した細菌が隠れる場所が沢山あるので
一度治療しても腫れたりをくり返したりします。
頑張って長く歯医者に通ったのに、再発を繰り返す!そして10年くらいでは抜歯になることも多いんです。
だからこそ!とにかく神経を取らない!で済むように
することが健康でいるためには不可欠なんです!
対策:今できること!
予防に力を入れましょう!
毎日のブラッシングはあたりまえです!
フロスや歯間ブラシも当たり前!
今あなたがすべきことは昔入れた銀歯の総チェック!
いつ入れたのか?5年以上経っているのなら!要注意です。
銀歯を取って再治療しないでいい材料に変えてもらいましょう!
(セラミックなど)