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お口ぽかんについて
ご存じの方はたくさんいらっしゃいますが、
少し前までは、
歯医者さんは、『痛い』ところを治すところでした。
最近では、患者さんの予防の意識が上がり、
虫歯や歯周病予防など痛くなる前に通うところに変わりつつあります。
さらに、歯医者さんは、歯の存在を守り、予防してくれるところにプラスして、お口の機能について管理してくれるところとして注目されています。
今回は口腔機能発達不全症についてご紹介しようと思います。
口腔機能発達不全症とは
咀嚼(もぐもぐ)や嚥下(ごっくん)がうまくできない。
発音・構音の異常や口呼吸などの病状があげられ
『食べる機能』
『話す機能』
『その他の機能』が十分に発達していないか、正常に機能獲得ができておらず、
明らかな摂食機能障害の原因疾患がなく、定型発達において個人因子あるいは
環境因子に専門的関与が必要な状態を病態としています。(日本歯科医学会)
小児期のお口の機能については
機能の発達の過程にあり、
各成長のステージおいて正常な状態も変化し、
機能の発達が遅れていたり、
誤った機能の獲得があれば、
その修正回復を早い段階で行うことができます。
お口機能の早期発見、早期予防?に注目が上がっています。
そのサインになるひとつに
『お口ぽかん』があります。
他には、咀嚼(もぐもぐ)や嚥下(ごっくん)がうまくいかない為に、食べるのが遅くて時間がかかる・発音がおかしい・鼻呼吸ができず、常に口で呼吸している口呼吸があります。
どれも患者さんには自覚症状があまりないものです。
お口ぼかんがもたらす影響
不正咬合や歯並びの悪化
お口ぽかんの状態が長時間続くと、舌の位置が下がり、歯の正常な位置が乱れることがあります。
これが不正咬合や歯並びの悪化を引き起こすことがあります。
呼吸への影響
口を開けて呼吸することで、口腔内が乾燥しやすく、喉や気道に影響を与えることがあります。
また、鼻呼吸ができないことで、呼吸機能が低下することもあります。
発音への影響
口を開けたままの状態では、舌の動きが制限されるため、発音が不明瞭になったり、特定の音が出しづらくなることがあります。
「あれ?ん?もしかして」と思われる方!!
「じゃあ何ができるの?」
そう思われることでしょう。
私が思うことは、まず、異常があるのか?できる検査を受けてみることではないでしょうか?
この状態を放置しておいたらどうなるか?ということではないでしょうか。
当院で行っている治療
- 口唇閉鎖力検査を行い、唇の筋力閉鎖力を数値化することができます。
- 舌の正しい位置の指導
- 指しゃぶりや唇・爪をかむ癖がないかの聴き取りや注意指導を行っています。
- ガムトレーニング(唇・舌)を行っています。
- ごっくんと音をたてて飲み物を飲む方法の指導をします。
- 前歯に隙間があり、発音障害が疑われる場合は、レントゲン撮影を行い、異常な歯がないか検査します。
- また隙間を作る上唇小帯異常については除去も行います。
- その他としては保険外診療でプレオルソについて説明しています。
検査、指導後は定期的に管理させてもらいます。
お気軽にご相談ください。
村川明子